いちごのこと2025.10.28
宿泊したテジョンから貸切バスで1時間。
韓国の3大いちご産地の1つヤンチョンへ。
ヤンチョンは資料によると、
約500軒の農家さんが20haのいちごを栽培されています。
今回はいちご栽培歴30年で現いちご部会長さんの圃場と、
いちご栽培20年で2代目の若手農家さんの圃場を視察させていただきました。
昨日の最新施設とは打って変わって栽培の歴史を感じるハウス。
加温機も無く手作り感のある高設ベンチでちょっとだけ安心。
ハウスへ入って目に入ったのは、
炭疽病、萎黄病、葉ダニなど病害虫の発生。
植替えやランナー挿しが行われて、
苦労されているのが手に取るように分かります。
意見交換してみると、
気象変動や病気の多発、資材の値上がりなど、
日本と同じ悩みを抱えてみえます。
現地に来なければ有り得ない、
韓国のいちご農家さんの率直な声を、
直接お聞きする事が出来てよい学びになりました。
お隣同士が切磋琢磨して、
世界一美味しい東アジアいちごPなんて楽しそう!
感謝、感謝。
WEBマガジン「いちご名人」
いちごのこと。土のこと。気候のこと。ふとした気づき。大切にしていること。何気にないあれこれ。息抜き…私たちの日常から、いちご栽培への想いや秘訣、こぼれ話がたくさんちりばめられたコラムです。