いちごのこと2024.05.17
みとかの液肥タンクは1,000リットル。
1号タンクは100kgの配合肥料を。
2号タンクは75から80kgの硝酸石灰を。
それぞれ溶かして液肥タンクを作っています。
これが中々大変な作業なのです。
上手に溶かしてタンクへ入れていかないと沈澱してしまい、
いちご達に障害が発生することもあります。
実際に2年前に混合不足で高ECの給液になり、
一発でチップバーン、根痛みを出した事があります。
この事件を教訓に今はWチェック。
少量ずつ海水用水中ポンプを使ってよく撹拌して溶けた液肥を、
ポンプを使って液肥タンクへと移動させています。
また液肥タンクも毎日数回水中ポンプで撹拌を行います。
その上でさらに定期的に給液EC、培地ECのチェックを行っています。
感謝、感謝。
WEBマガジン「いちご名人」
いちごのこと。土のこと。気候のこと。ふとした気づき。大切にしていること。何気にないあれこれ。息抜き…私たちの日常から、いちご栽培への想いや秘訣、こぼれ話がたくさんちりばめられたコラムです。