いちごのこと2025.09.13
先日の炭疽病に続いていちごの育苗期の大敵、
萎黄病の相談がありました。
「8月に定植したよつぼしが萎黄病で枯れる。
どうしたらいいだろう?」
実はこの圃場。
日頃から指導員さんが付いて指導されているいちご。
変な事言って迷惑をかけるといけないので、
直ぐに抜いて焼却処分する事をアドバイス。
後は指導員さんが対処をアドバイスされると思います。
弊社も他人事ではありません。
ここでは昨年苗で萎黄病を出して、
定植により圃場全体に菌の汚染が広がりました。
この夏の養生処理は、
いつも以上に時間をかけるように話していました。
萎黄病は直ぐに枯れないので、
甘く見ている農家さんも居ますが、
一旦発生すると炭疽病より抑えるのが難しい厄介な病気です。
炭疽病、疫病、萎黄病。
どの病気にも同様の注意が必要です。
感謝、感謝。
WEBマガジン「いちご名人」
いちごのこと。土のこと。気候のこと。ふとした気づき。大切にしていること。何気にないあれこれ。息抜き…私たちの日常から、いちご栽培への想いや秘訣、こぼれ話がたくさんちりばめられたコラムです。