いちごのこと2024.04.24
花房が長くなる3月から多くなるのがジク折れ。
ジク折れした果実は果色が黒ずみ照りが無く、
食べると何とも言えないエグ味でとても食べられません。
収穫、選果時には注意して出荷しないようにします。
高設栽培に多いですが、
ジク折れ防止の仕様で大分違うと思います。
ベリーウィングのいちご楽園。
一体型ベンチのみとか。
写真はお客様のハウス。
マイカー線を張ってのジク折れ防止。
1番ジク折れが少ないのが
いちご楽園雅のベリーウィングです。
またジク折れが多い品種は、
手前の摘葉やランナー取りをハサミで行ったり、
前果房(ホウキ)を意識的に残して、
前果房(ホウキ)に今の成り房をかぶせて、
ジク折れ防止のクッション代わりにする事もあります。
感謝、感謝。
WEBマガジン「いちご名人」
いちごのこと。土のこと。気候のこと。ふとした気づき。大切にしていること。何気にないあれこれ。息抜き…私たちの日常から、いちご栽培への想いや秘訣、こぼれ話がたくさんちりばめられたコラムです。