いちごのこと2022.10.27
健全なランナーが手に入ったと言う事で、
急遽、
お客様の苗場で挿し苗教室を開催しました。
今回の目的は来年の健全な親株確保です。
先日も投稿しましたが、
挿し苗を覚える事で育苗の幅が大きく広がります。
挿し苗と言うと難しいイメージですが、
涼しいこの時期なら思ったより簡単に発根してくれます。
思い返すと、
私が初めていちごに関わり始めた昭和の終わりは、
地床へ直接定植の無仮植育苗が多くその一部を仮植育苗へ。
地床でのポット育苗が徐々に広がり始めていました。
平成になって一気にポット育苗が中心に。
(この頃は女峰🍓)
その後炭疽病の多発を機に地床から隔離へ。
プランター定植のポット育苗を中心に、
隔離床でのもみ殻、オガクズ育苗などを行い、
平成20年頃から、
先進地の大規模農家さんを中心に挿し苗育苗が広がっていきました。
昨今は育苗方法も各地で工夫されて多様化しています。
どの方法が良いの・・・⁉︎
どの方法も一長一短あると思います。
今の方法だけに固守せずに見聞を広げて、
自分に合った育苗方法を見つける事が重要ですよね!
ありがとうございます。
PS
次女が実習でパンを焼いて来ました。
パン屋さんのパンと変わりません🥐
(親バカ!)
家族で美味しく頂きました。
感謝。
WEBマガジン「いちご名人」
いちごのこと。土のこと。気候のこと。ふとした気づき。大切にしていること。何気にないあれこれ。息抜き…私たちの日常から、いちご栽培への想いや秘訣、こぼれ話がたくさんちりばめられたコラムです。