いちごのこと2022.10.24
先日ある若手農家さんのハウスへ伺うと、
ハウス内が真っ白に霧込んで見えます。
15μの微細ミストによる飽差管理です。
飽差って言うのは説明が面倒臭いので、
簡単に言うと葉裏の気孔を開かせて光合成を促進する環境管理。
収穫量は光合成による炭水化物の生成量が深く関与するので、
飽差管理は収穫量をアップさせる環境制御の重要な一つです。
ただ弊社のお客様を見てみると、
加温機
炭酸ガス発生機
この2つは近年導入が増えてきましたが、
飽差管理に関わる機器の導入はほとんど無いのが現状です。
今後密閉型の栽培が進むにつれて、
飽差機器と人工日照機器の導入は必須になってきますが、
私も乗り遅れない様に学ばないといけません。
良い刺激をいただきました。
ありがとうございます。
WEBマガジン「いちご名人」
いちごのこと。土のこと。気候のこと。ふとした気づき。大切にしていること。何気にないあれこれ。息抜き…私たちの日常から、いちご栽培への想いや秘訣、こぼれ話がたくさんちりばめられたコラムです。